「児童デイすぎと」の7つのスキルアッププログラム
今しかない大切な時期だからこそ、ひとりひとりの発達や特性に合わせた7つのスキルアッププログラムで、「遊ぶこと」で様々な感覚を学び、「体験すること」で豊かな感性を育み、「役割を持つこと」で自立心自尊心を育て、将来が見通せるよう精一杯支援しています。
1.言語・コミュニケーション・学習スキル
日常生活や社会に出た時に必要になるのが、言語・コミュニケーションスキルです。
感情と行動をコントロールする術を身につけ、
お友だちとの円滑な相互関係を保てるような基本的な社会的スキルを学びながら、
日常生活の中でそれらのスキルをうまく使えるようにトレーニングしていきます。
●絵カードによる理解
●コミュニケーションボードによる伝達
●SSTアプローチによる会話の練習
など
2.社会性・ソーシャルスキル
遊びやグループワークを通して社会で生きていくためのスキルアップを支援します。
●遊びの中での物の貸し借り、嫌と拒否できること
●声のボリューム(声のものさし)
●BBC(良い行動のためのチャート)
など
3.遊び・運動・身体スキル
遊びや運動などを体験することで遊び・運動・身体スキルアップを支援します。
●公園遊び・集団遊び
●トランポリン、室内ゲーム、プール(夏季)
●デイの畑「いちばんぼしファーム」での農作業
など
4.役割・生活スキル
ひとりひとりに役割を持ってもらうことで自己有能感・自立心・自尊心スキルアップを支援します。
●挨拶の会・帰りの会での司会
●お手伝い(テーブル拭き、お茶入れ、配膳、お皿洗い、玄関掃除など)
●ほめ言葉シャワー
など
5.就労・創作・社会進出スキル
余暇活動や創作活動を通して、将来自分で楽しみをもって過ごせるためのスキルアップを支援します。
●高校生を対象に行う手芸や工作など
●小・中学生でも好きなお子さんは参加可能
6.感受性・カルチャースキル
毎月季節にちなんだ行事を企画し、文化に親しみながらスキルアップを支援します。
●職員オリジナルの紙芝居やゲーム
●季節ごとのイベント(プール、屋台ごっこ、チョコバナナづくりなど)
7.身辺自立・ライフスキル
日々の生活において基本となる動作や習慣のスキルアップを支援します。
●ひとりひとりの課題に個別に対応
●トイレ、身支度、食事、時間の概念など
よりよいスキルアップのための支援体制
私たちはお子さんが帰った後に毎日、全員ミーティングを行い、一日の振り返りを時間をかけてしっかりと行っています。
お子さんひとりひとりの細かな言動や動作も全員で確認し、成長や改善を細かく把握。またお子さんへの対応の評価や改善も行い、アセスメントのこまめな更新を実施しています。
また、個別支援計画書をスタッフ全員で話し合った上で作成し、モニタリングもしっかりと行いながらきめ細やかな支援を目指し日々研鑽に努めています。
ご家族との面談やコミュニケーションも大切にしており、皆さんに寄り添いながら一緒に考え協力し合う体制づくりをしています。
お子さんを心身ともに支えていくための支援体制
私たちはお子さんを心身ともに支えていくために専門家との綿密な連携を行っています。月に一度、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)を招聘して直接アセスメントの実施、経過観察を反映した指導の実施や指導方法へのアドバイスなどを受けています。お子さんの確実な成長のために、専門家によるセカンドオピニオンを活用し、お子さんを心身ともに支えていく体制を整備しています。
発達・発育に関するご相談