【インタビュー】私たちの想い(3)
利用を希望する方は、無料見学や無料相談、
働くお父さんお母さんにはありがたい24時間ダイヤルも開設。
◆司会
施設利用を希望する方には具体的にどのような対応をされていますか。
◆とよしま
利用希望があった方には、施設の無料見学をお勧めしています。まず保護者の方だけで見学に来てもらい、自分のお子さんがどのように過ごすことができるのかイメージしてもらうのが大事だと思っています。ご相談も受け付けています。ホームページや電話で気軽に相談して欲しいと思っています。
◆司会
無料で相談や見学できるのは嬉しいですね。
お試し利用みたいなこともできるのですか。
◆とよしま
もちろんです。ここに通っているお子さんはどんな過ごしをしているのか、スタッフはどんな人がいるのか。まずは雰囲気を見て感じてもらって、場合によっては他のお子さんと一緒に過ごしてもらって、自分に合う施設であるか体験してもらっています。
やっぱり、ご縁があってお預かりすることになる訳ですから、できるだけ長く一緒に過ごせるようにしたいですからね。
それは利用するお子さんのためでもあると思っています。施設がコロコロ代わってしまってはお子さんも混乱するばかりだと思いますからね。
◆とよしま
もちろんです。無料相談も行っていますので、気軽に問い合わせて欲しいと思います。
ご相談は24時間受け付けていますので(参照:ブログ「【受付中!】無料相談・無料見学できます」)、いつでも気軽に問い合わせてもらえればと思います。
◆司会
24時間!?働くお父さんお母さんにはありがたいですね。
実際に利用したいとなった時にはどうすればよいのですか?
◆とよしま
利用される際には、各種の障害者手帳がある場合、所定の手続きを行えばすぐに利用ができるようになります。
まだ手帳をお持ちでない場合は、現状をお聞きして丁寧にアドバイスを差し上げています。専門機関に繋ぐこともできますし、行政窓口などへの紹介も行っています。
◆司会
スタッフの採用はどうされていますか。
◆とよしま
今は管理者、児童発達支援管理責任者をはじめ、スタッフに恵まれています。
スタッフさんにはそれぞれに経験やスキルがあり、それを施設でも遺憾なく発揮してもらっています。
管理者は管理業務だけでなく、始まりの会では得意のギターで皆と歌を歌ってくれます。
ムードメーカーとして施設を引っ張ってくれる児童発達支援管理責任者のお蔭で多彩なプログラムができるようになったし、
イラストを描くのが得意なスタッフは毎月の施設通信「いちばんぼし」を作ってくれます。
紙芝居や看板を作ってくれるスタッフ、ピアノや歌で子どもたちにレクレーションをしてくれるスタッフ、
子どもたちがお散歩に行く際の巾着袋を手作りしてくれるスタッフ、
DIYで棚や看板の取り付けをしてくれるドライバーさん、
施設農園「いちばんぼしファーム」で畑仕事をしてくれるドライバーさん、
とにかく今のこのスタッフさんたちがいるから児童デイすぎとがあります。
◆司会
素敵なスタッフさんたちですね。
確かに皆さん楽しそうに仕事をしているのが印象的です。
今後のビジョンについてもお聞かせください。
◆とよしま
今は2事業所しかありませんが、今後は社会に出るための準備を重視した高校生デイや、肢体不自由の子どもたちが快適に過ごせる施設も作っていきたいですし、成人後の作業所や事務会社、親元から独立して生活できるグループホームなど、縦にも横にも事業所を増やしていきたいと思います。
彼ら彼女らが主役として輝けるように一生かけて、一緒に歩んでいけるグループになっていきたいと思います。
◆司会
親御さんが安心して預けられる施設はありがたいですね。
それでは最後に一言お願いします。
◆とよしま
先ほども述べましたが、地域にとって、当たり前ようにお付き合いをしてもらえる施設になりたいと思っています。
子どもたちはいずれ社会の中で生きて行かなければなりません。
だから、この施設に通っているうちから、様々な人への接し方を学び、自分の成長へと繋がるよう支えていきたいと思います。
彼ら彼女らに必要なのは「特別なこと」ではなく、みんなと同じ「当たり前のこと」なんです。
それが私たちの目指す「療育」です。
そのためには知識や技術が必要です。それを怠ることなく続けていきます。
私たちの事業に終わりはありません。いつでも、いつまでも、子どもたちとある。それが私たちだと思っています。
◆司会
ありがとうございました。
児童デイすぎとのキャラクターのように、この地域を見守る大きな木になれるよう応援していますね。